linux kernel 3.8.8のコンパイル(ubunut12.04)
Ubuntu12.04上でlinux kernel3.8.8のコンパイルをしたので,そのメモです.
依存パッケージのインストール
もし’make xconfig'をするつもりなら,qt3-dev-toolsとlibqt3-mt-devが必要になる.‘make menuconfig'をするつもりなら,libncurses5とlibncurse5-devが必要になる.ここでは,取り敢えず全部入れておく.
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kernelソースの取得
次に,https://www.kernel.org/からkernelのソースコードを取得する.はじめは,githubからcloneしてましたが,すごく時間がかかるので,やめました./usr/srcにダウンロードしてきて,解凍しているだけです.
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設定
ソースコードを取ってきた状態では,いろんな環境をサポートしているので,かなり大きくなってしまって,コンパイルに時間がかかるので必要なものだけを選んでいきます.最初に,今まで使っていた設定を再利用しました.新しく追加されたオプションに関してはその度に聞かれます.
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続いて,‘make menuconfig'で設定をしました.(‘make xconfig'でもいい.)どっちにしても,メニューが出てきて,必要なオプションを選ぶ.“Save Configuration to an Alternate File"を選ぶと,違うファイル名で保存できて,バックアップなどもできます.
- 何もなし - 使わない.
- M - モジュールとしてコンパイルして,必要なときにロードされる.
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- カーネルと一緒コンパイルされ,カーネルと一緒にロードされる.
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コンパイル
Debianでは’make'と’make install'の代わりに,‘make-kpkg'でコンパイルをします.この方法では,.debパッケージができます.結構時間かかります.‘export CONCURRENCY_LEVEL=4'を先にやっておくと,並列にコンパイルしてくれるみたいです.
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インストール
コンパイルが終わって,.debパッケージが出来たら,それをインストールします.rebootすれば,適用されます.
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正直,設定ファイルいじりはさっぱりです.